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131 卒業式

今日は研修先の中学校で卒業式が行われました。

 

教師と言う立場で卒業式に参加したのは初めてです。職員席に座らせてもらっていましたが、見る景色が変わり、逆に見られているという事も意識しました。式の中で歌われた曲は「仰げば尊し」以外はわからなかったです。しかし、校歌はいいなと思います。

母校ではありませんが、集会のときなどに聞いていて歌いたいと思っていましたので、頑張って覚えている範囲で歌いました。

 

以前、Y先生に「卒業式をするのはなぜか」と問われたことがあります。答えはまだ見つかりません。しかし、今日感じたことがあります。「中学校課程を終わらせるため」です。生徒はいつまでも中学生でいてはいけないのです。大人へと成長しなければなりません。そのために3年間で中学生を「終わらせる」のです。逆に言えば、教師は3年間で卒業できるほどに生徒を成長させなければならないのです。

卒業式は3年間よく頑張ったという気持ちで門出を祝う気持ちもありますが、義務教育という名の下で守られるのは今日までだと示すためでもあると思います。高校に進めば、退学も中退も、落第もあります。仕事に就く人はもっと厳しい社会の中に飛び込むことになります。これから出ていく世界に向けての覚悟を決める場でもあると考えます。この点は高校の卒業式も大学の卒業式もと考えます。私の母校の中学校では、卒業証書を授与されるときに呼名をされて、返事をしたあとに、高校での目標や将来の夢などを一言壇上で話してから証書を受け取っていました。私が卒業式で話した内容は秘密です(笑)

 

さて、最後に、3年生の学年主任の先生からいただいた最後の学年通信に以下のようなことが書かれていました。教師という職業の辛いところの一つだと思います。

<引用開始>

私事ではありますが、わが娘(長女)も同じ3年生。娘の卒業式には行けませんが、80名の皆さんの姿を見ながら、娘の卒業式を想像しています。

<引用終了>

3年生の無ければ休みを取って行けたかもしれません。中学校の先生をされていますから、きっと娘さんの卒業式に行きたかったのではないかと思います。しかし、教師になることはこういう覚悟を決めるという事だとも思いました。

 

今日御卒業された80名の生徒の皆さん、おめでとうございます。それぞれの目標や夢に向かってこれからもがんばってください。短い間の限られた時間の中でですが、皆さんの中学校生活に関われて私も成長させてもらいました。ありがとう。