世界一温かい教室を目指して

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朝読書

毎週水曜日の午前に中学校研修に行くと、生徒たちは朝の会の前に10分程度の朝読書をしています。

 

しかし、あまり真面目に読んでいないなというのが印象です。多くの子たちは本をただ持っているだけだとか、絵のあるページをずっと見ているだけという生徒がたくさんいます。

 

たった10分のこの活動にどんな意味があるのでしょうか。きになって、国語科のO先生に以前聞いたところ、熊本の荒れた学校で始まった活動らしく、その学校ではこの朝読書で荒れがおさまったそうです。1日の始まりにあたって、心を落ち着かせ、その10分間はページをめくるペラッと言う音以外がないような環境を作る事が大切だそうです。3年生のある担任の先生は、朝の読書の前に本以外は机の中に入れなさいと指示をされていました。理由は、たとえ筆箱や鉛筆1本でも何かの拍子に落ちると静寂が破られるから。と言われていました。この先生もやはり、静寂な空間を作ろうとされていました。

 

しかし、この指導だけで十分でしょうか。Y先生は授業の中で紹介した知識について「この知識はこの本にかいてあったんだよ」と紹介したり、学級担任をされていた時は、学級文庫に面白いと思った本を置かれていたそうです。

 

最近になって読書の面白さがわかってきましたが、私が感じる面白さで生徒に本を読もうという気持ちになってもらえるかはわかりません。生徒目線でなにか面白いと思わせる必要があります。

 

2月1日付の教育新聞の『学校図書館に寄せる思い』というコーナーに野中信行先生の経験が書いてありました。

<要約引用開始>

小学校3年生の時、休まれた担任の先生に代わって隣のクラスの先生がこられて話をされたらしい。その先生の話が面白く、今でも鮮明に覚えているそうだ。後から、その先生の話は「アリババと40人の盗賊」という本だったとわかったそうだ。野中先生はこの先生が自分を本の世界へと引き込んでくれたと話している。教師となってからも37年間本の読み聞かせを続けられたそうだ。「アリババと40人の盗賊」の話をしてくれた先生と小学校の図書館での生活の記憶は教師生活の原点を形作ってくれたそうだ。

<引用終わり>

 

野中先生の体験から見ると、やはり、教師の働きかけが少し重要なのではないのかなと思いました。そのためには教師が本を読まないといけない。そして、その面白さをうまく(野中先生に「アリババと40人の盗賊」の話をした先生のように)伝えられたら、子どもたちの朝読書に対する姿勢も変わってくるのではないのかなと考えます。

そのためにも、たくさんいろんな本を読みたいなと思います。

 

テスト勉強期間中の為、今は1日1時間ぐらいしか本を読めず、50冊読破目標はなかなか進んでいませんが、テストが終わったら加速させたいと思います。