保健室前の廊下で研修

今日は今年初の中学校研修でした。

 

今日は一時間目が身体測定ということで、Y先生と保健室前の廊下にいました。そこで時間に余裕があったので掲示物についていろいろと教えていただきました。

Y先生がこの掲示物はどうしたら生徒が立ち止って見ようと思う?だとか、この掲示物について何か気づくことはない?というような質問を受けながら、Y先生のお考えをきくというものでした。

保健室の前なので保険や衛生にかかわるものが多かったです。

その中で、保健室の先生がお作りになったカレンダーがありました。1年生から3年生までの生徒の誕生日が花言葉とともに書いてありました。

 

とってもかわいらしく、カラフルでした。しかし、A4サイズぐらいの小さなカレンダーでした。これを毎日見ている生徒は何人ぐらいいるのでしょうか。そもそもこのカレンダーの存在に気づいている生徒は何人いるのでしょうか。そんなに多くはないような気がします。

 

生徒が毎日見るようにするためのY先生の案は日めくりにするというようなものでした。私には案が浮かびませんでした。

 

このようなことも大切な学びです。なぜなら、大学では学べないからです。掲示物の張り方や、役割について教えてくれる講義なんてありません。

 

ついでに、このカレンダーにあった生徒の名前にはさんや君がありませんでした。これはY先生の気づきです。せっかくなのでさんや君があった方がない方よりも少し温かみがあるよね。とも言われていました。言われて気づきましたが、同感でした。

 

さて、保健室前の廊下は寒かったです。しかし、寒い中で、普段学べないことについて学べたことがうれしかったです。また、Y先生より年下のO先生がY先生に寒いので自分が廊下にいますからY先生は中の暖かいところにいてくださいというような言葉がけをされているところを何度か見かけました。O先生のお言葉とお気持ちにとても温かさを感じました。

 

やはり、人にとって大切なのは誰かほかの人のことを思うことだと思います。ここに人としての温かさを感じます。素敵な学びを与えてくれたY先生と素敵なお言葉をかけられていたO先生のおかげで、寒い廊下で温かさを感じれました。