11冊目の読破

 

策略?ブラック学級づくり 子どもの心を奪う!クラス担任術
 

 

2015年10冊読破目標は達成しました。11冊目に突入です。

 

中村健一先生の『策略 ブラック学級づくり』(明治図書 2015)を読みました。

 

おもしろかったです。ところどころ笑いながら読めました。特に2つ印象に残っているので紹介します。

 

引用1

教師に必要なのは片手に厳しさ、片手にユーモア

授業に必要なのは片手にわかりやすさ、片手に面白さ

 

引用2

同じ成果をあげられるなら楽したほうがエライ!

 

1については今の子ども達が先生に求めているものをリアルに表していると思います。研修先の中学校にいてもそう感じることが多いです。厳しさが必要とありますが、私はただ厳しいだけではなく、その裏には生徒をよい方向へ成長させたいという生徒への愛が必要だと考えます。ユーモアや面白さは私の中では本当に難しい課題ですが、この本から少しヒントを得られたような気がします。

 

2つ目ですが、こんなことを言う先生がいるんだなという感じです。だからこそ、おもしろいなとも思います。授業やネタの開発はとても難しいことは今年行った2回の実践で経験しました。中村先生は今までに行われてきた素晴らしい実践を追試しているうちに開発のコツがわかるから、その時に開発をはじめればいいと言われています。次回はぜひ素晴らしい実践を追試してみたいと思います。そしてもう一つ、若いときはこだわりをもたず広く浅く学び手軽に楽に実践し、自分とこどもに力をつけようとあった。この言葉のとおり、多くのことを学んで、自分にも関わる子どもたちにも力をつけれるようにしたい。