模擬授業『道徳』の実践を終えて②

今日は週に1度の中学校研修日でした。昨日、授業に参観された先生がご勤務されている学校での研修です。

 

登校して、朝のあいさつ運動までの時間で先生に昨日の授業について詳しい評価をいただきました。

まず出てきたのは、資料の弱さです。昨日も言われましたが、先生の心には響くものではなかったみたいです。資料として大切なのはその資料に先生自身が感動したかです。先生が感動しないのに生徒に感動を与えることはできないということです。まず、資料の選定という根本的なところから直さなければいけないみたいです。

 

次に生徒の発言に対する私のコメントのほとんどが「なるほど」という一言だったということです。Aさん、Bさん、Cさんがいたらそれぞれ考えることは違うのです。だからこそ、全員に同じ反応ではなく、ひとりひとりに違う言葉でコメントをすることが大切なのだそうです。これは、わかっていたのですが、生徒の発言にすぐに返事をするということを意識していたので、すぐに口から出る「なるほど」を連発していしまったのかなと思います。

 

生徒の発言へのコメントに加えて、生徒の発言につっこむことをしてませんでした。たとえばAさんの発言に対して、「そこもっと詳しく聞きたいな」と返すと、Aさんはもっと話したいという気持ちになるでしょう。BさんとCさんの発言内容が似ていたら「同じような意見が出たけど、二人の意見で違うところはどこかな?」とか、「二人の意見をまとめてみよう」と返せば、生徒の意見に深みが出るそうです。これも無かったです。


あと、話が長いことですね!話が長いと生徒は飽きてしまいます。大切なことを短くズバッと言う!これが大切だとも言われました。


学ぶことはまだまだあります。

学んだことを実践の中で使えるようになることも大切です。

頑張ります。