480 8冊目『一流芸能人がやっているウケる会話術』

2017年50冊読破目標8冊目です。


難波義行さんの『一流芸能人がやっているウケる会話術  場を盛り上げ相手を楽しませる話し方』(こう書房 2009)読破です。


最近、話術について勉強しています。それは、自分が話が下手だと思っているからです。自分の周りにいる話が上手い人のようになりたいと思っています。そのための勉強です。


さて、今回は会話に絞った話術の本です。教師が話をする場面は、授業中や集会での話など、ひとりで大勢に向かって話すことが多いのですが、個別に相談を受けたり、指導をしたりすることもあります。


その他にも、休み時間などに生徒と行う何気ない会話が生み出す、教師と生徒の良好な関係が日々の生徒指導、授業などの学習指導に少なからず影響を与えます。


また、生徒との会話を通して、生徒が興味を持っていることや、生徒の間で流行っているものなどを知ることができれば、そのネタを使って、授業中に説明すべきことを生徒の興味があるものでわかりやすく例えたりもできます。これによって、生徒が飽きずに授業に参加できます。


こう考えると、何気ない会話も大切だなと思えます。


この本を読んで思ったことは、会話術は、術(=スキル)ですから、誰でも鍛えることができるということです。


大まかに言えば、いろんな体験をしたり、いろんな情報を仕入れることで、ネタを仕入れ、それを整理した上で、話を構成して、実際に話すというように、話は練ることで、面白くできるということを感じました。もちろん、実際は、こんな単純ではないのですが。


そして、一流のものに触れ続けなければいけません。そのお手本として、この本では、芸能人に注目していました。


この本で学んだ会話術を少しずつ自分の会話の中に取り入れていきたいと思います。


一流芸能人がやっている ウケる会話術――場を盛り上げ相手を楽しませる話し方

一流芸能人がやっている ウケる会話術――場を盛り上げ相手を楽しませる話し方

479 本の完成間近

中村健一先生が新しく出される『笑う!教師の一日』という本の執筆活動に参加させていただいています。


この本の原稿が出揃い、もうすぐ出版社の方へ送られるそうです。


執筆者一覧に名前を載せてもらえることになりました。

いよいよ、完成するんだなと思い、出来上がりがとても楽しみです。


出版後は愛知県で出版記念セミナーを行われるそうです。参加できるか、まだ未定ですが、執筆をされた先生がとお会いできる機会ですので、こちらも楽しみです。


この本にのせるためのネタを考えたり、原稿を書いたりする中で、本を書くということ、本を自分の名前を記載して出版するということが、どういうことなのか少しわかったような気がします。


執筆活動を通して良い勉強ができているなと感じています。

478 アウトプット

毎日何かの体験をしています。というよりも、最近は、意識的に何かを体験しようとしています。


今まで聞いたことのない音楽を聴いたり、新しい本を読んでみたり、いつもとは違う道を通って目的地まで行ったり、県外のセミナーに参加したり、中学校へ研修へ行ったりとちょっとした体験から、時間やお金をかけての体験まで様々です。


このように、新しい体験をしたり、今まで日常的に体験してきたことを違った視点で捉えようとするとき、何かの新しい発見があります。それは、大きなことではなく、何となく感じることであったり、自分の思うことであったり、それらが何故そうなのか考えたりすることです。


自分の中に生まれたこの発見を、文章で記録するようにしています。これがアウトプットです。


このアウトプットを行うときには、体験を通して、自分の言葉で自分が感じたこと、考えたこと、自分だったらどうするかという代案を整理して記録します。これをしないと、ただの体験の記録になってしまいます。


アウトプットの質を高めていくことで、より成長できると考えています。このブログはそのための手段でもあります。

477 一日中バイト

今日は朝の10時から今までアルバイトでした。

13時間勤務です。
体力的に中々きついのですが、お金がないと時間があってもできないことがあるので頑張っています。

明日も同じくらいの勤務時間になりそうです。
ちなみに、明後日もです。

頑張ります。

476 7冊目『B型自分の説明書』

2017年50冊読破目標7冊目です。


Jamais Jamaisさんの『B型自分の説明書』(文芸社 2007)読破です。


本屋で見つけて読んでみたいなと思っておたのですが、大学の図書館で見つけたので、読んでみました。


自分自身のことについてはよく当てはまるなと思いましたが、それ以外のプロットでは、当てはまったり、当てはまらないところがあったりだったなと思いました。


例えば、以下のことは当てはまりました。


・ボケーとしていても、頭の中はものすごい速さで動いている。

・サプライズやってあげるのは好きだけど、誰も自分にはやってくれない。

・「遠慮はいらないよ」って、遠慮しちゃうよ。でも、自分がそれを言った時は本当にしなくていい。

・長続きしないけど、集中力がすごい。

・筆記試験の時、見直しするけど飽きる。

・「とことん掃除する」と「全くしない」の繰り返し。

・占いとか心理テストとか信じたくない。信じたくないけど見ちゃう。「ちょっと見るだけ。こーゆーのも勉強。」で、当たっていると信じる。

・漫画って意外と勉強になる。


他にも当てはまることがありました。


でも、きっと、B型の人でも、ほとんどが当てはまりまらない人もいると思います。興味本位で読んだ本でしたが、私にはどちらかというと当てはまったなと思います。


同じタイトルで、A型・O型・AB型の本もありましたので、読んでみたいと思います。



B型自分の説明書

B型自分の説明書

475 佐世保教師塾

今日は月に1度の佐世保教師塾でした。10回目ですから、10ヶ月間続いています。


今日はまず、N先生から学級開きを意識した演習がありました。


4月に担任を持って、学級開きを行うとして、以下の項目に沿って、50分間生徒に話をするとしたらどんなことを話すのかを考える演習でした。→以降は私の考えですが、1つ1つに込めた願いなどはの詳細は明日以降に書きます。


①これからの君たちに話したいこと。(こうなってほしいという希望)

→小さなことに常時挑戦してほしい

→人に喜ばれることをしてほしい


②担任から1年後の君たちへの期待。(短期目標)

→失敗を恐れるよりも挑戦する人になってほしい。

→学校や家庭の外で、人に喜ばれることをできるようになってほしい。


③担任と君たちとの約束

→嘘をつかない。

→ルールや決まりを守る。


この後の、N先生の話で共感したのが、学級経営のやり方が部活経営につながるというお話です。これが、理論化されれば、多くの教師が苦痛に思っているであろう、専門外の部活の指導がこれまでよりは苦痛にならないというものでした。

私も、教育実習期間中から今まで、専門外のバスケ部の活動に参加しています。私自信は、それほど部活は苦痛に感じないのですが、専門的な指導ができない中で何をしていいのかわかりませんでした。その中で何をしているのかというと、フォローと声掛け、練習前後の話です。すべて、学級経営などから学んだことです。それでも、部員の生徒から、「今日の話良かったです」というような言葉をもらえるので、理論化でき、かつ、うまくいく可能性があることを体験をもとに感じられました。


Y先生からは、授業に関する25論という題でのお話がありました。


25論は、元々が授業のための論ですから、相互に補完関係にあったり、それぞれが関連していたりと、独立して存在する論がないように思いました。


例えば、授業の根本性質は面白くないだから、スピードに乗せたり、生徒をとにかく動かしたり、フォローしたり、笑いやユーモアを取り入れたり、わかりやすい比喩をするのだと思います。これが関連性です。しかし、生徒の興味や関心がないことで笑いやユーモア、比喩などをしても限界がありますから、そこに、生徒の関心ごとを調べておくという理論で笑いやユーモア、比喩などを補完するのではないのかなと思いました。これが補完性です。


今日のY先生の25論をもとにした実践は、細かさとセンスが生み出したものなんだろうなと考えました。


その他にも、今日はいろんなことを考えましたが、それはまた次回以降記事にします。

474 社会科教育

明治図書から出ている教育雑誌に社会科教育というものがあります。


大学の図書館で読めるのですが、4年間読んだことがありませんでした。


しかし、社会科の勉強不足を感じていますので、卒業まで残りわずかですが、読もうと思い、今日初めて中身を開いてみました。


学校現場の先生方が書かれている文章は読みやすく、内容が実践的であるため、とても興味を持って読めますが、大学の先生が書かれた文章は、難しい言葉や表現があり、読むのに一苦労しました。


今日読んだ記事の中では、資料の使い方についての記事が勉強になりました。


その中に、ある写真がありました。下手な絵ですが、ノートに書いたものを載せておきます。


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この写真を見せて、どこの都道府県か聞くと、ほとんどの子はわからないでしょう。

でも、わかるためのヒントがあるのです。 ちなみに、みなさんはわかりますか?


例えば、県庁と書いてある標識から、北海道・東京都・大阪府京都府はありえません。

次に、信号が縦型になっているところから、積雪を意識した地域だと考えられます。

そして、最後に国道7号線の表示があるため、国道7号線が通っている県を探せばせいかいに行きつきます。


資料を提示して、大きな問いを発し、少しずつヒントを出して行って、限定して行き、最後に決め手となるヒントを出すことで、資料を見る眼が鍛えられ、授業中興味を継続していけるのではないのかと思いました。中学生で、この興味が継続するためには、もう少し工夫が必要かもしれません。


授業はそこから、雪国の地域の学習に入っていく小学生の授業の話しでした。


なぜ、教師が資料を細かく見ないといけないのかが、シンプルな実践例とともにわかったなと感じます。とてもわかりやすかったです。


なんだか、有田和正先生の参勤交代のところの授業に似ているなと思います。

参勤交代の様子を描いた絵を提示し、季節はいつかと問うのです。周りの人々が土下座をしていることから、どこの藩の行列か予想させ、その藩の大名が、親藩なのか、譜代なのか、外様なのかによって、参勤する月が違うところから、季節というものを割り出す授業です。


でも、中学校でこんなゆっくりとできるのかな?とも思いました。また、毎度毎度はできないかもしれませんが、そこが工夫のしどころだと思いますので、頑張りたいと思います。